目白ヨシノ治療院

目白ヨシノ治療院は新宿区下落、目白駅から徒歩3分、マニュアルメディシンを用いたマッサージ、手技治療,リハビリの専門治療院です。病院では特に問題のなかったつらい症状、日常生活で困る痛み、肩こりや腰痛、首の痛み、またはよく分からない目の奥の痛みや頭痛など機能障害に関する問題の治療を行っています。

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松ぼっくり通信電子版
高野台松本クリニックの院長、松本不二生(ふじお)先生が体にまつわるあれこれを書いた松ぼっくり通信。読めばカラダに役立つ、読むサプリです

高野台松本クリニック 177-0035 練馬区高野台1-3-7NFプラザⅡ三階 
℡03-5372-7773

(整形外科・リハビリテーション科・漢方外来

松ぼっくり通信

松ぼっくり通信 2020年 2月号

動きを味わう

立つ。すわる。歩く。走る。誰もがあたりまえにやっている動作にも、意外なくらい個性があります。動きの個性の中には、ときにからだの故障につながるものがあります。そこで一度自分の体の動きをしっかりと味わってみると、新鮮なおどろきがあるかもしれません。

1 動きの個性とは

一番わかりやすいのは鉛筆やはしの持ちかたです。わたしは左利きですが、同じ左利きでも字の書き方は千差万別です。それと比べれば右利きは一見皆同じに見えますが、鉛筆を握りこんだような持ち方から軽く親指と人差し指でつまんだ持ち方までさまざまです。立っているとき、やや前屈みだったり反り気味だったり、背中のカーブが平べったくなることもあります。歩くときに骨盤が回転して足がスッと前に伸びる人もいれば、腰が固まったままで歩く人もいます。椅子から立ち上がるとき、からだの姿勢をあまり崩さずに立ち上がる人、一度からだを前に倒してから腰をそらして立つ人、必ず何かにつかまって立つ人などさまざまなやり方があります。

どんな動き方でも問題がなければいいのですが、エネルギー効率が悪いと疲れやすくなり、関節や筋肉に負担がかかれば故障しやすくなります。

2 仕事や暮らしの影響

人間があらゆる作業を自分でやっていたころとちがい、生活がとても楽になりました。いまは歩かずにバスや電車が使えます。水汲みに行かずに水道水が使えます。ガスコンロで煮炊きができます。電気を使って照明や風呂焚きをします。他の人がやった仕事に頼って現代的な生活が送れますが、自分の仕事は(からだの動かし方から見れば)ほぼ同一作業の繰り返しになります。

繰り返し作業で使い方が少ない部分は筋肉が弱くなり、関節がこわばります。使いすぎた部分は関節が腫れたり筋肉の故障がおきます。座り仕事では身体中をおおっている筋肉や靭帯のバランスが崩れがちで、腰痛・肩こりなどの不調がおきます。

3 動きを味わう

なんらかの不調を抱えている人はたくさんいます。そのすべてが筋肉からくるわけではありませんが、無意識に力を入れる習慣があることで、筋肉の故障を起こしていることは珍しくありません。

そこでからだをゆっくりと動かして、筋肉に力が入ったりぬけたりする感覚を味わってみましょう。たとえばゆっくりと歩きながら、この瞬間ひざはどう動いているのか、ふくらはぎの力は抜けているのか入っているのか、骨盤の動き、足の動き、腕の振りのリズムを感じます。「動く」という大きなくくりを一回捨てて、なにもかも初めての感覚で見直してみます。

おそらくはじめはよくわからないはずです。ゆっくり動きながらわずかに関節の角度を変えたり、足のつき方を変えたり、手の振り方を変えたり・・・微妙な動きを感じるには練習が必要です。

ここがかたいかな?力が入っているかな?と思ったら、わざと力を抜いてみます。寝転がってその場所をゆっくりと動かしてみます。思ったより軽い力で動かせるかもしれません。

よくあるのは脊椎の微妙な動きができなくなった状態です。背骨は小さな骨の集まりで本来は細かく動かせる仕組みがあります。ある一ヶ所だけに気持ちを集中してそこを動かせるか試してみましょう。数より質です。少ない回数で構わないのでその動きを味わいましょう。参考に「痛みのない暮らしのための筋再教育」著者クレイグ・ウィリアムソンさんのビデオ(右のQRコードを利用してください)を紹介します。いかに微妙な動きなのかよくわかると思います。

4 味わうと変わる

みなさんのからだをスマホに例えるとけっこう高性能なのですが、どういうアプリを入れるかで使い勝手はずいぶん変わります。いまあなたが使っている「運動アプリ」はだいぶ古いかもしれません。カラダは変わっていきます。赤ちゃん〜中高年、生活スタイルそれぞれに合わせてバージョンアップが必要です。動きを味わった感覚が、脊髄・脳に伝わり、運動プログラミングの修正が行われます。ゆっくりと動き、身体中にはりめぐらされた神経組織を使って動きの再調整を行う。「感じることは、すなわち生きること」だから、あたりまえと思っていた身動きにもう一度スポットライトを当てると、毎日の生活も新鮮に感じられるはずです。あせらず、ゆっくりとからだの動きを味わいましょう。

ねりまインクワイアラー 155 チーズダニ?

私が好きなチーズの一つ、エダムチーズはなんとチーズダニ(コナダニの一種)がつくことで熟成されるのだそうです。ミモレットも同じ、ちょっとびっくりですね。ダニがチーズの表面につくと独特の風味を作り出す発酵が進むのでしょう。念のため、市販品は表面を取り除いていてダニは付いていません。

松ぼっくり通信 2020年 1月号

無理なくモミモミ、おうちマッサージ

 マッサージというと、みなさんはどういうイメージを持つでしょうか?世間的には慰安的なマッサージやクイックマッサージのイメージが強いのではないでしょうか。私もそう思っていて、医者になってからも長い間その思いを払しょくできませんでした。

 しかしながら、クリニックでたくさんの患者さんを診つづけているうちに考えが変わってきました。 腰痛や肩こりに限らず、ちょっとした体の痛みの相談のうち、かなりの数が筋肉に原因のある痛みであって、マッサージやストレッチで良くすることができるのを実感したからです。 でもクリニックで治療できる時間は限られますから、やり方を患者さんに覚えてもらって家でやってもらうと大変効果的なのです。 

 自分でするマッサージをセルフマッサージと呼びますが、力が弱かったり手の関節症があったりでやりづらい人もいます。そこで指の代わりにマッサージ用の道具を使ってみると便利です。使い勝手を見ていきましょう。

(ホームページ:詳細は高野台松本クリニック www.takanodaimatsukuri.com にのっています)

1 テニスボール

 テニスボールを使った手製マッサージ器。左はテニスボール2個を並べて靴下に入れたもの(ここでは筒状包帯で代用)で、寝転がったまま背中のアチコチに置いて痛いところを指圧します。背骨の両側を同時にできるのが便利です。右はテニスボールをストッキングの先に入れたもの。使い方はこんな感じです。

 ストッキングの取っ手を手で持って高さを調整すれば、上から下までマッサージが簡単にできます。足を使って体全体をゆらすように動かせば、ボールがゴロゴロ動いて本格的なマッサージができます。

 セルフマッサージのコツはやりすぎないことです。え!これっぽっち?くらいがちょうどいいのです。そのかわりこまめに一日に何回かやることです。その場で効果を期待するのではなく、2、3日たってからちょっといいかな?と思うくらいでいいのです。毎日続ければ効果が積み上がり、すばらしい結果が生まれるかもしれません。

2 マッサージ棒

 一見すると妙な形のマッサージ棒。杖の持ち手に似ていますが、実際に使ってみるとこの形が便利です。

 三つの取っ手それぞれの形がちがっていて、真ん中あたりを手で握って押します。足裏など厚みのある部分にもシッカリと力をかけることができます。
 指の関節に負担をかけることなくしっかりと力をかけることができるすぐれた道具だと言えます。指の痛い人や女性にもおすすめで、プロのセラピストで手を痛めた人はこのタイプのマッサージ棒を使うことを検討してみてはいかがでしょうか。

 日用品にもマッサージに役立つものがあります。スクリュードライバーのグリップの部分、傘の取っ手、麺棒やスリコギなどですが、角がやや鋭角で使い方によっては皮膚を痛めるかもしれません。このように家にあるいろいろな道具もマッサージに使えますが、使い方にはこつがいるようです。 最後にだいじなことを一言。痛みを感じるところと、押して痛いところは一緒ではありません。押して痛いところは、自分が痛いと思うところよりやや近位(体の中心に近い場所)に見つかることが多いです。そこが痛みの原因部位なのです。マッサージをするときは押して痛いところに行いましょう。

 

ねりまインクワイアラー 154 誤った記憶

 テレビ番組「料理の鉄人」の名セリフ、「私の記憶が正しければ・・・」は懐かしいですが、人の記憶ほどあやふやなものはないことが最近の研究でわかってきました。記憶とはユーチューブの動画みたいなものではなく、小さな記憶の断片で構成されています。言ってみればレゴのブロックのようなもので、あとから好きな形に脳が積み上げていきます。その時々の状況に合わせて組み立てるから、出来上がりも異なります。ですから、みなさん、「言った!」「言わなかった!」の口争いはやめましょう。自分が本気で正しいと思っていても、そもそも記憶は不確かなのですから。

松ぼっくり通信 2019年 12月号

医療のすきま

お医者さんの専門は内科、外科、小児科、産婦人科などに分かれていますが、最近ではさらに細かく分かれて聞きなれない専門がどんどんできてきました。医療がどんどん精密になり、一人のお医者さんがすべてをカバーしきれなくなったためですが、それがいいこともあればこれは?と思うこともあります。今回は若かったころの経験をもとに少しだけお話ししましょう。

1 もとは全部一つだった

朝9時から夜6時まで昼休みを除き、びっちり授業。これが基本で、実験や実習があれば完了するまでなので、夜8時過ぎまでかかることも。夏休み冬休みは小学生なみ。それも補習や追試で削られます。解剖実習の追い込み時は徹夜する猛者もいました。これが6年間続くのが当時の医学生の生活で、今はもっときつくなっているはずです。とにかく覚えることが多いのが医学部の特徴です。知識はどんどん増えるのに、人間の能力は以前のままです。むかしは一人のドクターがあらゆる病気を診ていたのが、今の高い医療水準をたもつためには分担が必要になってきたのです。

2 話を聴く

いまとちがって研修医はほぼ無給、そのため夜間救急のバイト代で暮らしていました。診療技術はおぼつかなく、できる検査も限られひやひやの毎日で、腹痛や胸の痛みを訴える患者さんが来ると大変、あわてて当直室で医学書のページをめくります。

そんな中でひとつ学んだことがありました。よく聴くと患者さんの話にヒントが隠れているのです。だから外来では話を注意深く聴くことを心がけました。

ある日背中の痛みを繰り返し訴える年配の女性の話を聴いているとき、身動きに関係なく痛みが出ることに気がつきました。内科に相談するも戻され、また相談しては戻され…最後に膵臓の病気が見つかりました。

腰下肢痛で診るもじつは大動脈瘤、股関節痛の原因が特殊な腸ヘルニアだったなど、問診・触診で運よく診断できた経験が続いたので、しだいに診断学にのめりこむようになりました。なかでも痛みを扱うぶ厚い医学書に出会ったことが大きな転機となりました。

3 びっくりの経験

外科医のトレーニングや研究とは別に、触診や手を使う診断治療を扱う本を少しづつ読み始めました。そこには一般の医学書とはちょっとちがう世界が広がっていて、ほんとにこんなことがあるのかな?と思うような経験例が多数書かれていて、半信半疑ながら興味をもって読み込んでいきました。

そんなある日、大学病院の外来に内科入院中の患者さんが廻ってきて、たまたま私が診ることになりました。右のわき腹痛で半年の間入院している方でしたが、当時考えられる検査をすべて行っても痛みの原因が突き止められませんでした。そこでほとんど期待せずにまあ整形外科にも診させておこうということになったようです。

よくわからないがとにかく触診が大事!と思った私が胸のある場所を軽く押すと、患者さんが「痛い」と言います。そこでもう一回押したとたん、ぼこん!と衝撃がして患者さんが「ぎゃ!」と叫びました・・・意図せずに行ったこの一押しで患者さんの痛みは全快し、内科のドクターも私もよくわからないまま患者さんは無事退院しました。

4 医療のすきま

これは決定的な出来事で、難しい手術をこなす有名なドクターになるという野心がなくもなかったのが、地味にこつこつ患者さんを診る今のスタイルを求めていくきっかけとなりました。テレビドラマに出るようなすごい病気やけがを扱う世界は(それほど劇的ではないにせよ)実際に存在します。しかし、一般の外来では、有名な病気と病気のはざまに名前もつかない小さな故障があって、意外な症状が現れることも知ってもらいたいのです。

そして小さな故障は小さいだけにみつけにくいです。命にかかわる故障ではありませんが、症状から深刻な病気と見誤ることがあります。とくに痛みの診たてには小さな故障が混じっていて、診断が混乱しがちです。こういう小さな故障は医師の専門の中心ではなく隅っこのほうにありますから、どうしても注目されにくく、ときに忘れられがちです。たとえば整形外科では骨折、スポーツ医学、骨粗しょう症や骨腫瘍は専門の中心ですが、病名のつきづらい腰痛や肩こりははじっこのほうと言えるでしょう。顎関節痛にいたってはどの科のお医者さんも専門と思っていない節があります。同じことが医療のすきまのあちこちで起きているかもしれません。すきまの診療はたいへん地味なのですが、やってみると結構おもしろく、それなりに技量も必要です。もっと多くのドクターに関心を持ってもらいたい。そう願っています。

 

ねりまインクワイアラー 153 ねりまちてくてくサプリ

スマートフォンにいれるアプリの一つです。スマホを持ち歩くだけで一日の歩数をカウントしてカレンダーにのせてくれます。キャンペーンを行っている期間、目標歩数に達すると賞品をもらえるみたいなので、今度やってみようと思います。ちょっとウォーキングでもしようと思っている方は試してみるといいですよ。

松ぼっくり通信 2019年 11月号

力を抜く

数十年ぶりの強さの台風で家にこもっているので、ちょっとむずかしいことを書いてみましょう。表題のように余計な力を抜くことはとても大事です。うまく力が抜けているだけで痛みが消えてしまうこともあり、そもそも体が故障しにくいのです。でも、力を抜くということはほんとうに難しい。私の体験談を交えてお話しします。

1 「力をぬく」ことは脱力ではない。

脱力発作という特殊なてんかんでは崩れ落ちるように倒れてしまうのですが、普通の人はここまで脱力することはできません。神経系には姿勢や動作をコントロールしている無数のシステムが働いています。車を運転する人はハンドルとアクセル・ブレーキだけ意識していても、現在のコンピューター化した車では複雑な制御が行われているのと同じです。すなわち「力を抜く」とは、なめらかにハンドルを回し、絶妙のタイミングでアクセル・ブレーキを踏むことと考えるとわかりやすいと思います。最高の動きをするためには不必要な筋肉の緊張を取り去るが、なおかつスムーズに力を抜いたり入れたりすることが「力を抜く」意味だと考えてください。

2 技を磨くということ

私の経験をお話しします。あるとき何気なくネットを見ていると、一輪車のブログを見つけました。50歳を超えると一輪車に乗れないと書いてあったので、「?」と思ってさらに調べると70歳で乗れるようになった人もいることがわかりました。

それならということで一輪車を購入したのですが、いざやってみるとサドルにまたがるのも大変で、手すりに両手で必死につかまり、なんとかペダルに足をかけたものの前後左右にぐらぐら動いて手を放すどころではありませんでした。そんな状態から始めて雨の日も風の日も手すり磨きをつづけたある日のことです。手を放してペダルを回すことがほんの2,3メートルだけどできました!そこからだんだんと距離が延び、電柱一本ぐらいの距離は走れるようになったものの、今度は息が上がって続きません。疲れてそれ以上は進めませんでした。

そんなある日、ふっと体が軽くなる感じがして、息が上がらずに50メートルくらい走れました。そこからは順調、長い距離も平気、楽に曲がり、坂を上り下り、軽くジャンプもできるようになったのです。ここまで来てやっとわかったのは、それまではがちがちに力が入っていて、ずっと息をつめた状態だったのですね。最初からリラックスしていればもっと早くから乗れたのに…と思いましたが、あとの祭り。いきなり力を抜くことはできないようです。

最近のことです。競歩を数年前から続けて最低限の動きはできるようになったものの、速く歩くと息が上がって続きません。ある日、ユーチューブを見ていたら競歩しながら笑ったり話をしている人がいるぞ!と気付きました。そんなことができるのなら、もっと楽をしてもいいんじゃないか!そう思ったのです。じゃあタコのようにやわらかくなって、お尻をフリフリ歩いてやろう。思いっきりくねくね変な格好で歩いてみました。あれ?この感じ、これなら長く歩けそう。街のウインドウに映る姿は意外にも悪くない。競歩っぽい。この感じがわかって、かなり歩くのが楽になってきました。

3 力を抜くじゃまをするものと対策

自分の経験、スポーツ医学やボディワークの知識から力を抜くさまたげになることをあげてみました。

  • からだができていない  一輪車になかなか乗れなかったのは、体幹の筋力が弱かったことが一番の理由です。私たちの筋力はごく普通の生活をしているだけで落ちていき、とくに体幹の衰えは著しいです。年をとったら筋トレは必要です。

  • 早く結果を出そうとする  はじめから速く歩こうとしたのがいけませんでした。じっくり歩型を身につけるよう教わったのに、忍耐心がなさすぎです。こういった余裕のなさも力みの原因になります。またそれぞれのスポーツで筋肉の使い方もちがいます。筋力だけでなく神経系を慣らしていく練習が必要です。

  • 姿勢メーターの目盛りが狂う  一輪車・競歩ともに姿勢はまっすぐがいいのに、実際は背中が反り気味になっていたようです。からだを積極的に動かさなくなると、位置感覚の目盛りが少しづつ狂ってきます。まっすぐ立っているつもりでねこぜやそり腰になっている人は珍しくありません。鏡やビデオを利用して修正しましょう。

  • 人の目が気になる  気にしないようでも気になっているものです。対策としては、まずあまり人気のないところで練習し、上手にできるようになったら人の目に触れて場数をこなすといったところでしょうか。競歩の場合、ランニングマシン上で目をつぶると歩きに集中できました。ほかの競技でも基礎トレやシャドウ・トレーニングのときに応用できそうです。

  • 思い込みを消す  なんとなくこうあるべきだと決めつけていることがあるはずです。ためしに真逆のことをやってみるのも手です。競歩でもがんばって歩くという思い込みを消すことが必要だったのです。

ねりまインクワイアラー 152 マッサージ棒を使おう

自分でするマッサージはおすすめなのですが力が弱かったり、指の関節痛があったりで難しい人もいます。そんなとき、スクリュードライバーの頭、かさのとって、すりこぎなどつかみやすく先が丸くなったものを使ってマッサージするといい感じです。自分でやるから痛みの加減ができて安全です。もう少しいいものが欲しいと思ったら、市販のマッサージ棒を使ってみましょう。ネットで検索するとたくさんみつかります。

松ぼっくり通信 2019年 10月号

ヒトのトリセツ

 いろいろな道具や機械を買うと、取扱説明書がついてきます。書かれたとおりに使えば壊れにくく、長持ちするのですからだいじな情報です。私たちのカラダにもトリセツがあったら、どんなふうなのかな?とチャレンジしてみました。

ヒト(ホモ・サピエンス)現行型 取扱説明書

 このたびは当社の製品をご購入いただきありがとうございました。末永くご愛用頂けるように、以下、使用上の注意点をお守りください。

1 毎日の使用が必要です

 本製品は毎日の使用を前提として設計されています。使用せずに放置しておくと各部に廻る血流量が減少し、老廃物が蓄積されがちです。むくみ・関節のこわばり・腰痛・肩こり・便秘などさまざまな不調の原因になりますので、手足のすみ

ずみまで一日に何回か動かすことをおすすめします。

2 週に数回しっかりと動かしましょう

 本製品には自動調整機能が内蔵されています。使用率が比較的少なく、低い負荷で使い続けた場合、自動調整機能により心臓・血管・筋肉・じん帯そのほか動作に関わる組織が弱くなり、強めの運動や緊急の際に故障することがあります。毎日の使用とは別に、週に数回やや強めに体を動かす時間を作りましょう。

3 長時間の連続運転は×

 本製品には自動回復機構が組み込まれており、これを十分に活用することで、長期にわたるメンテナンスフリーを可能にしています。回復メカニズムはおもに夜間に働きますから、一日7・8時間程度睡眠をとる必要があります。やむを得ず連続使用した場合は、十分な休養・回復期間を置くことをお勧めします。

4 集中制御装置(脳)について

 本製品はスーパー・コンピューター・システム(脳)を搭載しています。脳の機能維持のため、からだの各部分と同様上記1~3の項目をお守りください。また経年変化を受けやすい部分ですので、強い負荷や連続運転はできるだけ避けることをお勧めします。

5 燃料について

本製品はさまざまなエネルギーに対応しています。ほぼ地球上のすべての地域でエネルギー供給が可能となっています。エネルギーとなる生物資源(動植物)の詳細については各地のユーザー情報を参考にしてください。またオーダーメード製品ですので、最適の燃料構成にはばらつきがあることをご承知ください。

6 毎日のお手入れ法

 ・適度に汗をかくことは肌の保湿・バリア形成に重要です。適度な運動をお勧めします。

 ・運動は腸の機能に重要です。腸の機能維持のためにも毎日運動してください。

 ・皮膚にビタミンD合成機能を搭載しています。毎日20~30分の日光浴が必要です。骨・免疫・脳機能維持のためこまめに太陽に当ててください。

7 故障かと思ったら

 ・何らかの不調が見つかった場合、上記1~3の手順を繰り返してください。それでも改善しない場合はサービスショップにご連絡ください。

 ・ときどきコンピューター(脳)のオーバーホールを行ってください。通常運転をいったん休止し、デバグやファイルの管理、不必要なプログラムの整理を行ってください。友人とのチャット、旅行、新しい冒険、お笑いなどのリカバリープログラムを実行してください。

ゴッド&ネイチャー・コーポレーション

ねりまインクワイアラー 151 キャッシュレス社会

 現金(キャッシュ)を持たないで暮らしができる?そんな生活が現実味を帯びてきました。最近JRが発行するSUICAカードをスマホに移し替えて、モバイルSUICAを使い始めました。駅の売店や自販機でスマホを機械にあてるとあら不思議!お金を払わなくても物が買えます。いや、正確にいうとお金を払っているのですが、すべてが電子世界の中で取引されて、最終的に銀行の預金口座から差し引かれるのです。

 ICカードやスマホを持ち歩けば都市近郊なら現金なしでも生活できます。でも田舎では?小さな街のお店では?スマホの電池が切れたらどうする?停電したら?まだまだ問題点は多く、お金の出番はそう簡単には消えないでしょう。それと電子マネーの会社がどうやって利益を出しているのか不思議です。クレジットカードの場合、加盟店から手数料をとっていますが、現在盛んに宣伝しているペイペイ、LINEペイは今のところ手数料をとっていません。顧客獲得競争を勝ち抜けばいろいろな商売のタネがみつかりそうですが、それまでは体力勝負の消耗戦が続きそうです。