目白ヨシノ治療院

目白ヨシノ治療院は新宿区下落、目白駅から徒歩3分、マニュアルメディシンを用いたマッサージ、手技治療,リハビリの専門治療院です。病院では特に問題のなかったつらい症状、日常生活で困る痛み、肩こりや腰痛、首の痛み、またはよく分からない目の奥の痛みや頭痛など機能障害に関する問題の治療を行っています。

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松ぼっくり通信 2020年 8月号

松ぼっくり通信 2020年 8月号

足うらのトリガーポイントを治す

  トリガーポイントとは、筋肉の中にできる押して痛む「しこり」のことです。アメリカの医師トラベル博士が発見したもので、博士は足うらのトリガーポイントをまとめて『毒蛇の巣』と呼んでいました。大柄で肥満したアメリカ人には足の相談が多いのですが、日本でも増えている気がします。今回は足うらケアのお話です(詳細版はネットで)。

1 どんなときにトリガーポイントを疑うか

 赤く腫れあがっていたり、熱を持っているのは足底腱膜などの急性炎症です。パッと目に何ともないけれど、強く押すと痛むときトリガーポイントを疑います。

 歩くときの足うらの痛みが主な症状で、上図の赤いところが痛みを感じる部位、ペケ印が筋肉のあるところです。仕事や運動で足をいっぱい使う人は筋肉に疲れがたまります。またひざの故障や外反母趾などで歩き方に無理がかかる人も足うらの筋に負担がかかります。

 固まった筋肉が神経を圧迫するとしびれ感を感じることがあり、足うらのしびれの原因になっている可能性があります。また足うらのつりもトリガーポイントが原因の可能性が高いと思います。

上の図の赤いところが痛みを感じるところ、×印がトリガーポイントの位置です。足うらの痛みがある人は、自分の足を触って確認してみましょう。

2 なぜできる?

トリガーポイントができる理由をあげると次のようになります。

  • 筋肉に疲労がたまる

  • けががきっかけでおきる

  • 急に負担が増えた

  • 強い冷え(血行が悪くなる)

 激しいスポーツや重労働でなることがある一方、普段あまり体を使っていない人が急に体を動かしてできることがあります。直接ぶつけたところにできることもあれば、ケガの瞬間に力が入ったところにできることもあります。体重増加や転職がきっかけになることもあります。足の場合、冷えがきっかけでトリガーポイントができることもまれではないと思います。またストレスも原因になります。

3 トリガーポイントのセルフケア

 体の他の部分と同じようにマッサージが有効ですが、じょうぶな脂肪と腱膜の奥にある筋肉をマッサージするのはけっこう大変なのです。そこでゴルフボールを使ったセルフケアをお勧めしています。

 テニスボールでもできなくはないのですが、骨のすきまの小さな筋肉をマッサージするにはゴルフボールが最適です。床と足の間にゴルフボールをはさみ、体重をのせてゴロゴロ転がします。写真のように2個を靴下に入れて使うと使いやすいです。

 はじめたとたんに痛い!と感じる方もいますが、やっているうちに痛くなってくる方もいます。ゴロゴロしていると、しだいに痛みが軽くなってくるはずです。でも、すぐに効果を期待しないでくださいね。血行の良くなった筋肉が次第に柔らかく、ストレッチされるのには日数がかかります。体の変化はゆっくり起きてきますから、こまめに毎日ゴロゴロしながら、気長に改善を待ちましょう。

ゴロゴロが終わったら、写真のように指をストレッチしてみましょう。筋肉がほぐれたときのストレッチは効果的です。軽く痛みを感じるくらいのところで、20‐30秒ストレッチします。   足の痛みすべてがトリガーポイントのせいではありません。やるとかえって痛い、つづけても効果がないと思ったら、あらためてご相談ください。

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